茶屋町レディースクリニック本町院

茶屋町レディースクリニック本町

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TREATMENT診療内容

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GENERAL PRACTICE一般診療

おりものが多い・色が違う・においが気になる、「これっておりもの異常なのかな」と悩むことありませんか。おりものはホルモンの影響を受けて生理周期によって一時的に量や状態がかわります。症状が続いている場合は膣内に常在する細菌やカンジダが一時的に増えていたり、クラミジアなどの性感染症が疑われます。診察をすることで、必要な検査を行い、状態によって必要な薬を処方しています。

早期発見・早期治療が大切です 性病・性感染症(STD)は、感染している人との性行為により感染します。病原菌を含む精液、腟分泌液、血液などが、口や性器の粘膜、皮膚などに接触することで感染がおこります。

クラミジア感染症 クラミジア感染症は10-30代で急増している性感染症(性行為でうつる病気)です。 世界的にも最も多い性感染症です。男性では尿道炎、女性では子宮頸管炎(子宮の入り口の炎症)として起こり、男女とも多くの無症状の感染者がいます。

女性では、
①骨盤腹膜炎(腹痛や発熱など)
②不妊症
③子宮外妊娠
など、様々なトラブルを率い起こします。

子宮頚部に感染している場合20%の方は咽頭にも感染していることがありますので、必要に応じて検査を行います。
また、妊娠中には流早産の原因にもなりますので確実な治療が必要です。治療には抗菌剤の内服治療を行いますが、治らない場合には点滴などを行うこともあります。
3週間後に再検査を行います。また、男女同時に治療を行うことが勧められます。

淋菌感染症 淋菌による感染症です。淋菌は性感染症(性行為でうつる病気)として子宮頸管炎を起こし、不正出血や帯下の増加の原因となります。また、尿道炎を併発することも少なくありません。
感染が腹腔内に波及すると不妊症やひどい腹膜炎の原因となることがあります。
感染者が性行為を行った場合、1回の性行為で30%の確率でパートナーに感染するとされており、男女同時の治療が望ましいと考えられています。
治療には抗菌剤の内服や点滴・注射治療を行います。最近は耐性菌(薬が効かないタイプ)も増えてきていますので、3週間後の再検査が非常に重要です。

膣トリコモナス症 原虫による感染症です。20-50%の方は無症状ですが、泡状の悪臭の強い帯下や外陰部や膣の痛みや掻痒感を伴います。
公衆浴場などでの感染もありますが、性行為によっても感染し再発を繰り返すことが少なくありません。そのため、パートナーと同時の治療および次回生理後の再検査が重要です。
治療は内服治療を行います。この内服治療中の飲酒は腹痛や嘔吐の原因となりますので3日間は禁酒が必要です。

外陰膣カンジダ症 カンジダは健常な人の膣内や皮膚などにも存在しているものであり特殊な疾患ではありません。
性行為によって感染するというよりは、抗菌剤の内服後や、睡眠不足、疲労、ストレスなどをともなうときによく発症します。外陰部と膣の掻痒感や痛み、灼熱感などを伴うことがあります。
酒粕状やヨーグルト状の白色の帯下が増加することが特徴です。抗真菌剤の軟膏や膣錠で治療しますが、生理前などの時期や性行為経験の有無によっては内服治療を行うこともあります。
ウォッシュレットや石鹸の使い過ぎに注意することも大切です。

子宮筋腫は子宮にできる良性の腫瘍で、30代以降の女性では3-4人に1人はみつかるポピュラーな病気です。子宮筋腫はできる場所や大きさによって症状の出方が違い、症状は全くなく、検診でみつかったという方も少なくありません。症状がない場合は大きさによって頻度は異なりますが、定期的に大きさのチェックを行います。
自覚症状がある場合は、生理痛や生理の量が多い・下腹部に何か触れるといった症状や、検診で貧血を指摘されたというものです。診断は超音波検査で行い、大きさによってMRIや貧血の有無などの追加検査をしています。妊娠を考えているかなども含めて、そのかたにあった治療方針を考えていきます。

注意が必要な内膜症! かなり一般的になった“子宮内膜症”、しかし間違った考え方が広がっています。
子宮内膜症=生理痛ではありません。内膜症の重症度合いと痛みは一致しません。
軽度の内膜症の場合は、自然に治癒したり、妊娠・出産で軽快することがあります。

診断

子宮内膜症の症状
生理痛・排卵痛(症状が全くなくても重症の内膜症のことも)
排卵から生理にかけての腹部膨満感
性交痛(内診時の痛み)・排便痛
2次的な症状として
不妊症、異所性妊娠(子宮外妊娠)

[内診]…最も重要です。子宮の可動性の不良、子宮周囲(膀胱、直腸付近)圧痛の有無などをチェックします。
[超音波診断]…主に卵巣内膜症(チョコレートのう腫)の診断など。
[腹腔鏡手術]…最も正確で多くの情報を得ることができますが、からだへの負担も大きいため、現在は検査のみの手術はほとんどされていません。検査と同時に治療となります。

治療法

①鎮痛剤
正確には治療ではなく対症療法です。病気を治しているわけではありません。虫歯に対する痛み止めのようなもので、内膜症そのものの治療をしなければ繰り返します。

②低用量ピル
・黄体ホルモン作用……内膜症病変の成長を抑えることができます。また子宮内膜の成長も抑制するため、生理の量を減らすことができ生理痛の劇的な緩和につながります。
・排卵を止める……排卵の時期のホルモン環境が内膜症を広げる作用があり、排卵のホルモン環境を抑えることで子宮内膜の成長を抑えます。痛みが軽くなるとともに、生理の量が減る方も多くいらっしゃいますが、病巣を完全になくすことは難しいと考えられています。

③ディナゲスト(新型の黄体ホルモン製剤)
・脳のホルモンの分泌中枢に働き、卵巣からの女性ホルモン(エストロゲン)分泌を抑えます。
・黄体ホルモンの作用により、直接内膜症病変の縮小効果が期待できます。

④偽閉経療法(GnRHa)
脳のホルモンの分泌中枢に働き、卵巣からの女性ホルモン(エストロゲン)分泌を抑え、閉経期と同じようなホルモン環境を作り出し、内膜症病変を萎縮させます。更年期様症状、骨量の減少などの副作用の可能性があり半年の使用に限ります。注射剤と点鼻薬があります。

⑤手術
手術適応は非常に難しく、治療方針を見誤るケースが多いようです。最も重要なことは内膜症手術(腹腔鏡手術が必須)に熟練した術者(非常に少ない)が的確に手術をする必要があります。

原因 生理痛

卵巣が腫れている状態を卵巣腫瘍とよびます。 良性のものを卵巣のう腫(袋状に腫れることが多いのでのう腫といいます)、悪性のものが卵巣がんです。
通常、卵巣の内部では排卵に向かって卵胞(〜2-3cm)が大きくなり、排卵後は小さくなっていきます。つまり周期的に大きくなったり、小さくなったりを繰り返します。
また卵巣の周りはスペース的に余裕をもった臓器なので、この多少の大きさの変化では症状があらわれにくく、かなり大きくなってから症状がでます。

診断には内診と超音波検査を用います。 卵巣は超音波検査で大きさだけでなく、卵巣の内部の状態まで観察することができ、周期的に腫れる自然な卵胞か、病的な卵巣腫瘍か、どんな卵巣腫瘍かを推測できます。
なかには鑑別が難しいこともあり、次の生理後に再度超音波検査を行ったり、MRIなど画像診断の必要があることがあります。

卵巣のう腫のいろいろ(良性のもの) 卵巣はからだの源になる卵のある場所です。そのため様々な種類の腫瘍が出来ている可能性があります。
大きくなって5-7cmになると捻れることがあり、急激に強烈な腹痛が起こるため、緊急手術によって卵巣の摘出を余儀なくされることがあります。

漿液性卵巣のう腫 のう腫の内容はさらっとした液体(漿液)で、多くの場合一つの袋でできています。


粘液性卵巣のう腫 のう腫の内容はねっとりとした粘液で、多くの場合幾つもの袋でできています。*稀に自然破裂を起こし腹腔内に粘液が散乱し、その後も粘液の産生が止まらず、腹腔内が粘液でいっぱいになる腹膜偽粘液腫という奇病に移行することがあります。


成熟嚢胞性奇形腫、類皮嚢胞腫または皮様嚢腫
(Dermoid cyst)
毛髪、皮下脂肪、皮脂、皮膚組織、骨、軟骨、歯牙など組織で満たされています。ガンの可能性は非常に低いのですが、高齢になると癌化の報告もあります。

頸管ポリープ切除術 子宮癌検診を受けたときなどにみつかる、子宮の入口にできる「できもの」です。不正出血の原因やおりものの増加の原因になることがあります。
切除はよほど大きいものでなければ短時間ででき、麻酔なしでも少し引っ張られる感じがある程度で終わります。
大半は良性ですが、病理組織検査へ提出し、悪性の有無の診断をします。
切除後数日間は少量の出血がありますが、徐々におさまります。


バルトリン腺嚢腫造袋術 バルトリン腺は、腟の入口の左右にある分泌腺です。バルトリン腺の開口部が塞がって、中に分泌物がたまったものがバルトリン腺嚢腫、細菌に感染して膿がたまった状態になったものがバルトリン腺膿瘍です。
腫れている部分の皮膚を切開し、内部とつながるようにする手術になります。中にたまった液・膿(うみ)を持続的に排出することで、症状が落ち着いていきます。
手術後は2週間程度、傷の観察が必要です。

外陰部腫瘍切除術 外陰部にできる小さなできものの切除をおこないます。
切除したできものは、病理組織検査へ提出し、悪性の有無の確認をします。
手術後は傷の大きさにもよりますが、1~2週間傷の観察が必要です。

処女膜切開術 性交時に痛みがある方のなかには、生まれつき処女膜が硬く、伸びにくいことが原因となっていることがあります。
この部位に切開を入れることで、性交痛の改善をはかります。

妊娠検査薬で分かるのは「妊娠している」ことだけです。子宮外妊娠などの異常妊娠を見分けることはできません。
生理が遅れていて、妊娠したかもしれないと思ったら産婦人科での妊娠検査を受けましょう。

市販の妊娠検査薬は、次回の生理開始予定日には陽性反応が出ます。(妊娠4週)でも、妊娠4週では子宮の中に赤ちゃんの袋(胎嚢)を確認することができません。
通常、生理開始予定日の1週間後(妊娠5週)ごろには胎嚢が確認できるので、この時期での受診をおすすめします。

~検査内容~
・問診で最後の生理開始日、生理周期を確認します。
・尿での妊娠反応チェックをします。
・陽性であれば、超音波検査で子宮内の胎嚢の確認、卵巣がはれていないかなどをチェックします。

当院では妊婦健診を行っていないため、赤ちゃんの心拍が確認できたら希望される健診・分娩施設へのご紹介を行っています。